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信大BS8-9開発者の
大井先生にお越しいただきました。

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「おいしくない → おいしい夏秋イチゴ」を目標に、様々な育種素材と育種技術を駆使して誕生したのが‘信大BS8‐9’です。2003年から2011年の8年間をかけて、この間約6,000通りの交配から誕生しました。‘信大BS8-9’は果芯まで鮮やかな赤色と豊かな香りを持ち合わせますが、何と言っても高い糖度と有機酸との絶妙なバランスが大きな特徴です。また、イチゴ果実の難敵であるうどん粉病に強くて、これの防除のための薬剤散布もほとんど必要ありません。国立大学初のイチゴ品種として、北海道から沖縄まで徐々に栽培が拡大してきています。ここ「和田農園」でも2017年から栽培が始まり、「彩夏」の商標で長野県内の洋菓子屋さんを中心に出荷されています。一度、イチゴを食べるためのケーキを味わってみてください。

信州大学名誉教授 工学部特任教授 農学博士

大井 美知男

「夏の逸品、彩夏を
どうぞご賞味ください」

大井 美知男